説明

ドラッグ操作の際の自動横スクロール機能は、タイムビューに組み込まれております。
しかしながら、以下の場合には自動スクロールを抑制、または発生しなくなるという制限があります。

・KnTView.TimeScale.SetRange メソッドに指定した時間の範囲を越える自動横スクロールは行われません。

例えば、SetRange メソッドに、2000/1/1、2001/1/1を指定した場合、この期間を超えるスクロールは行われません。

・KnTView.TimeScale.WindowFitプロパティに、1(tivWindowFitLargeScale)を指定している場合、自動横スクロールは行われません。

このプロパティ設定は、横スクロールを不要にするのが目的でもありますので、そのため、水平スクロールバーの表示は、無効状態もしくは非表示になります。

・タイムビューの垂直スクロールバーの表示がないとき、右方向への自動スクロールは行われません。

垂直スクロールバーは、縦スクロールが必要ないくらいにアイテム数が少なく、かつKnTView.DisableNoVerScrollプロパティの値がFalseのときに表示しません。
これは現状の制限事項です。
将来的には改善を行う予定です。

垂直スクロールバーを必ず表示するようにすることで、右方向への自動スクロールが可能になります。垂直スクロールバーを常に表示するには、DisableNoVerScrollプロパティにTrueを設定します。

・列見出しが1列もないとき、左方向への自動スクロールは行われません。これは現状の制限事項です。将来的には改善を行う予定です。

これらの点をご確認ください。