説明

ピースのドラッグ操作を扱うときは、OLEDragOverやOLEDragDropなどのイベントを利用します。

ちなみに、DragDropおよびDragOverイベントは、「Visual Basic標準ドラッグアンドドロップ」に付随するイベントで、OLEDragOverおよび OLEDragDropイベントは、「OLEドラッグアンドドロップ」に付随するイベントで、この異なるドラッグアンドドロップ機能どうしは独立した関係にあります。

DragDropおよびDragOverイベントは、DragModeプロパティがTrueに設定されている任意のコントロールからタイムビューに対してドロップ行為が行われたときに発生します。

これは蛇足になりますが、Visual Basic標準ドラッグアンドドロップ（DragDropおよびDragOverイベント、DragModeプロパティ）は、Visual Basicがすべてのコントロールに対して共通に提供する機能で、OLEドラッグアンドドロップが登場する以前から存在しています。OLEドラッグアンドドロップは、Visual Basic標準ドラッグアンドドロップよりも優れた機能を提供します。そのため、タイムビューやマイクロソフトコモンコントロール（リストビュー他）などのように、OLEドラッグアンドドロップ機能を持つコントロールの場合、
Visual Basic 標準ドラッグアンドドロップを使用することはほとんどありません。