説明

これは、クイックソケットの内部動作が非同期ベースであることによります。
すなわち、基本的に通信系のブロッキング(エラー)については、その時点ではエラーとできず、通信系からの通知を待つスタイルとなります。(ちなみに、ブロッキング(エラー)は時間のかかる処理において頻繁に発生します。)
Openメソッドの場合・・・接続要求として受理されればTrue、されなければFalseとなります。Trueが返却されて、接続処理がブロッキングした場合、その処理が完了した時点で、成功すればConnectイベントを通知しますが、失敗した場合は、SocketErrorイベント(WSAECONNREFUSED:接続を試みましたが、リジェクトされました。)を通知します。
Sendメソッドの場合・・・送信要求として受理されればTrue、されなければFalseとなります。Trueが返却されて、送信処理がブロッキングした場合、クイックソケットはブロッキング解除の通知を待ち、再送信を繰り返します。

対応

接続処理の成功/失敗のジャッジは、Connect、およびSocketErrorイベントを利用して実現してください。